Q6 : 試験観察とは何ですか?

6 : 家庭裁判所は,直ちに少年に対する最終的な処分(例えば少年院に送致するか,保護観察にするか)を決定するのではなく,最終的な処分の決定を留保して,一定の期間,家庭裁判所調査官の試験観察に付することができます。
 この場合,家庭裁判所調査官が,定期的に少年や保護者と面接を行ったり,作文・日記等を提出させたりして,少年の行動を観察し,少年が立ち直ることが期待できる状態になっているかなどの確認をします。
 また,試験観察に際し,通所で通える社会福祉施設や,住み込みで働ける職場などに委託して行う補導委託という制度が利用されることもあります。
 試験観察はあくまで中間的な処分であり,最終的な処分,例えば少年院に送致するかどうかは,試験観察の結果をふまえて,裁判官が,決定することになります。

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